スマートコミュニティ形成に向けた東洋設計の関わり
~スマートコミュニティ構想支援のご提案~(2015年1月)
スマートコミュニティとは
地域単位などで、交通システムや熱利用を含む、エネルギーをコントロールするシステムの事で、スマートハウス(住まい)や、その集まりであるスマートタウンを中心に、地域単位での省エネを実践していく場となります。
スマートコミュニティを形成することで、環境にやさしい都市づくりに貢献することができます。
制度策定の背景

国の支援事業
民間における省エネ対策を推進するため、各省庁では住宅・建築物におけるネット・ゼロ・エネルギー化をめざした支援事業や実証を行っています。

経済産業省/支援事業の事例

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業

国土交通省/支援事業の事例

住宅のゼロ・エネルギー化推進事業

経済産業省/実証事業の事例

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業
次世代エネルギー・社会システム実証事業

用語説明

ネット・ゼロ・エネルギー化

年間の一次エネルギー消費量を正味(ネット)で概ねゼロとすること。

再生可能エネルギー

有限で枯渇の危険性を有する石油・石炭等の化石燃料や原子力と対比して、自然環境の中で繰り返し起こる現象から取り出すエネルギーの総称。
東洋設計の関わり
東洋設計では、県内外の複数の地域においてスマートコミュニティ構想の制度策定などを支援しています。
地域や施設のエネルギー調査
スマートハウスの基本的な制度設計の例
①~⑤はスマートハウスの基準を満たす項目の例
⑥、⑦のような項目を追加することで付加価値を付けます。
構想策定支援・制度設計支援
基本的な制度設計のプラン例
自治体ごとに地域の特徴を生かした制度設計のプランを立てます。
基本設備の他に、地域性に沿ったプランのご提案をして参りました。
東洋設計のご提案
東洋設計は、再生可能エネルギーの分野において、風力や小水力、バイオマス発電事業の一括サポートをおこなっています。
地域らしいエネルギーの取り入れ・活用・組み合わせの方法についてご提案します。
スマートコミュニティの導入によって以下のような波及効果をもたらし、
環境にやさしい地域を創造することができます。
エネルギーや環境に注目した活動を通じて、住民一人ひとりの意識が啓発され、エネルギー意識の高いコミュニティが形成されます。
太陽光発電などの創エネルギー設備をもつスマートハウスが集積することで、災害時に電力が途絶しても、地域の電源確保が可能となります。
街区単位で、「○○地区らしい」景観に配慮した整備計画を行うことにより、まとまりのある美しいデザインとなります。
将来的にICT(情報通信技術)を活用することで、地域内におけるエネルギー供給の融通が可能となります。
スマートコミュニティの今後の展開イメージ

用語説明

スマートグリッド

電機機器などに関する情報の通信や制御を行い、電力の利用を最適化しようとするもので、電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網。