輪島市における業務のご紹介
〜まれの舞台めぐり〜(2015年8月)
現在放送中(平成27年3月~)のNHK の朝の連続テレビ小説「まれ」のロケ地として、注目を浴びている輪島市ですが、ロケ地周辺にて弊社が係らせて頂いたハード事業(土木関連のもの)がいくつかありますので、ご紹介いたします。
大沢1号急傾斜地崩壊対策工事(設計)業務
大沢村は、「まれ」のロケ地のひとつとして広く知られるようになりました。
この大沢村では、日本海側の強風から家屋を守るために「間垣(まがき)」という竹を並べて作った垣根で集落を囲っています。この景観が独特であることから、「間垣の里」として知られています。
また、町の後ろには急斜面の山が海に迫るようにそびえ立っており、土砂災害等が発生した場合、斜面の下に広がる集落への被害が予想されることから、土砂災害特別警戒区域に指定されています。
弊社では、大沢町地内における急傾斜地(約40m)の崩壊対策工事に必要な設計図書を作成しました。
輪島市鳳至上町地区の街なみ環境整備
鳳至町の街並み環境整備事業は、地区の活性化と輪島固有の街並みと暮らし方を継続することを目的に、平成14年度から平成23年度まで進められました。
弊社は、鳳至町の街路修景計画・実施設計、ポケットパーク実施設計を担当させて頂きました。鳳至町には、輪島塗の漆職人や木地職人、漆塗りに必要な材料店などもあり、職人が多い町で、全国的に有名な朝市通りとは河原田川を挟んで反対側に位置しています。
街並み修景では、鉄壁が個性的な町家が並ぶ景観を引き立たせることを主眼におき、地区の街づくり協議会で議論を重ね、デザインを決めました。
▲水はねの心配やスリップも少ないと好評の脱色アスファルト仕様の排水性塗装と石畳の組み合わせ
▲住宅移転跡地に計画された街区公園。ワークショップで議論を重ね、設計を行った
▲蔵を整備した、観光客と住民が利用出来る交流のための施設

輪島観光で近くをお立ち寄りの際には、是非、輪島の風景や町並みをご覧頂ければと思います。